主要建物は現在と変わりませんので、ほぼ同じ位置にあるのがお分かりいただけます。今は随神門の前にある備前焼の赤い狛犬は拝殿前にあったようです。しっかり色が塗られています。
各所にある末社は今は本殿の東西にある併合奉斎殿にお祀りしています。
また、海岸沿いに旅館の屋根だけ描かれています。江戸時代から潮湯治で大洗に訪れる人が多くいましたが、明治も中頃になると東京から訪れる人も増え神磯前には旅館が立ち並ぶようになりました。